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お知らせ

2025.08.07

「夏の志ワークショップin亀岡」を開催しました。

中学生13名が参加、満足度100%を達成
~志の発見・共有を通じて自己肯定感と将来への希望を育む~

2025年8月4日(月)~5日(火) 【活動報告】

「夏の志ワークショップ in 亀岡」(主催 一般社団法人 志教育プロジェクト、特別共催 亀岡市、共催 成基コミュニティグループ)を、2025年8月4日(月)~5日(火)の2日間、サンガスタジアム by KYOCERA E1会議室にて開催しました。亀岡市内の中学生延べ13名(1日目11名、2日目12名)が参加し、自らの「志(生きる目的)」を見つけ、言葉にすることで、自己肯定感と他者肯定感の向上を図りました。
一般社団法人 志教育プロジェクトのパートナーとして、一般社団法人 教育再生実行連絡協議会 平田 由里子が講師を担当しました。

ワークショップの目的と概要

本ワークショップは以下の3つの目的で実施されました。

  • 自らの志(生きる目的)を見つけ、言葉にする
  • 志を磨き、仲間と共有することで、自己肯定感と他者肯定感を高める
  • 将来への希望と行動意欲を育む

本プログラムでは、ハートトーク、ヒーローインタビューや2W1H法、マンダラチャートなどの手法を用いて、参加者が自分自身と深く向き合い、自らの志を発見・言語化する活動を行いました。また、参加者同士で「志」を発表し合うことで、多様な価値観に触れ、相互理解を深める機会も設けられました。

顕著な教育効果を確認
~満足度100%、「とても満足」が6割超~

実施後のアンケート調査(回収率:1日目 73%、2日目 83%)では、参加者全員が「満足」以上と回答し、そのうち「とても満足」と回答した参加者が61%(11名/18名)を占めました。

満足度の理由として挙げられた主な声

自己理解の深化

  • 「自分の志が再確認できた」
  • 「志に自信が持てた」

他者との交流

  • 「他の中学生の志を知れて良かった」
  • 「初対面の人とも話せた」

自己肯定感の向上

  • 「自分を否定されない環境が嬉しかった」
  • 「みんなが真剣に聞いてくれて嬉しい」

参加者の心に響いた気づきと成長

ワークショップを通じて、参加した中学生からは将来への希望と意欲を示す声が多数寄せられました。

  • 「志を持つことで、これからの人生が楽しみになった」
  • 「色んな志があって、どれも素敵だと思った」
  • 「自分の気持ちを言葉にして伝えることができたのが嬉しい」
  • 「志を発表することで、伝える力がついた」
  • 「将来に向かって頑張ろうという気持ちが湧いた」

これらの声からは、単なる自己理解に留まらず、表現力の向上や他者理解の深化、そして何より将来への前向きな姿勢の育成という、志共育の本質的な効果が表れていることが確認できます。

志共育の実践モデルとしての意義

今回のワークショップは、志共育の具体的な実践例として、以下の点で意義深い成果を示しました。

  1. エビデンスベースの効果検証:客観的なアンケート調査により、参加者の満足度と学習効果を定量的に把握
  2. 多様性の受容:異なる志を持つ仲間との交流を通じた他者肯定感の醸成
  3. 表現力・コミュニケーション能力の向上:志の言語化と発表を通じた伝える力の育成
  4. 将来志向の醸成:志の発見により、将来への希望と行動意欲を具体的に引き出すことに成功

まとめ

「夏の志ワークショップin亀岡」は、中学生という多感な時期の若者たちが、自らの生きる目的を見つけ、それを仲間と共有することの価値を実証する貴重な機会となりました。参加者全員の高い満足度と、将来への前向きな姿勢の変化は、志共育の教育的効果を示す具体的なエビデンスとして、今後の教育実践に活かしていくことができるものと考えます。


【開催概要】

  • イベント名:夏の志ワークショップ in 亀岡
  • 日程:2025年8月4日(月)~5日(火)
  • 会場:サンガスタジアム by KYOCERA E1会議室
  • 参加者:亀岡市内中学生 延べ23名(1日目:11名、2日目:12名)
  • 主催:一般社団法人 志教育プロジェクト
  • 特別共催:亀岡市
  • 共催:千の公器PROJECT
  • 共催:成基コミュニティグループ
       一般社団法人 教育再生実行連絡協議会 (講師:平田 由里子)