CASE STUDY

実践事例紹介

2025.11.04

志共育実践事例③<学習塾>

SCG志ブラッシュアップ交流会

◆ 基本情報

実施日:2025年09月14日(日曜日)

実施時間:13:00~17:00(休憩10分)

対象:小4〜小6・中2 計28名(児童生徒:15名、保護者:12名、EB生:2名)

実施場所:キャンパスプラザ京都
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る東塩小路町939(最寄駅:JR 京都駅)
https://www.consortium.or.jp/about-cp-kyoto/access

担当者:平田 由里子(全体指揮)/ サポーター多数

◆ ねらい

本当にやりたいことを明確化し、志の一文を磨く
仲間と承認し合う場で、自己効力感を高める
伝わるプレゼンの型を身につけ、発表への自信を育てる

◆ 実施概要

目的:自分の「志」を言葉にし、仲間と応援し合いながら 伝える力 を伸ばす

手法:4時間で【志の深掘り→行動計画→プレゼン練習→代表発表】を一気通貫

成果:満足度92%(満足以上 11/12)。自己肯定感・幸福感・将来希望・貢献意欲が総じて向上

プログラム(4時間・休憩含む)
 1.目的共有/自己紹介 → WYK紹介
 2.未来そうぞうワーク → ハートトーク(対話で安心安全の場づくり)
 3.夢と志自他の良さ志動詞志方程式で一文へ
 4.志の一文ブラッシュアップ → ハートトークリレー
 5.2W1H法で行動に落とし込む
 6.伝わるプレゼンのコツ → 練習
 7.代表発表 → ありがとうカード/事後アンケート

 保護者参加型で、家庭に学びが持ち帰られる設計。学年・経験差がある集団でも機能する構成です。

◆ アンケートより

成果(定量+定性)

満足度(7段階)
 ➤ 満足以上92%

指標の変化(事前→事後)
 ・今の自分が好きだ36% → 58%(“強くそう思う”)/肯定計 71% → 92%
 ・今、自分は幸せだ64% → 92%(“そう思う”)/肯定計 100%
 ・社会のために役立ちたい79% → 83%(“そう思う”)/肯定計 92%
 ・将来に明るい希望71% → 75%(“希望がある”)/肯定計 92%
 ・大人になったら人の役に立つ36% → 75%(“あてはまる”)

◆ 参加者の声

【子どもたち】
・志をレベルアップできて楽しかった
・伝える自信がついた
・否定されない場で安心して話せた

【保護者】
・子どもの良いところをたくさん見られた
・学び方そのものが家庭にも波及

子どもたちの「志」例(抜粋)

・人種、宗教、文化が違っても行きやすい世界を作るために、キャビンアテンダントを通して
 価値観が違って困っている人を支えること
・みんなが助け合えて、それぞれ好きなことをサポート出来る、便利屋になること
・安心快適に過ごせる笑顔溢れる世の中にするために、地方公務員になって京都市の発展に
 貢献すること
・すべての人が平穏に暮らせる世界を築き上げるために寄り添い、信頼される医者になって、  
 病気に苦しむ人やその家族の笑顔を作り、希望を与えること
・誰もが健康で笑顔溢れる世界にするために、医師になって世界中の病気で苦しんでいる人を
 救うこと